Crystal regime

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help リーダーに追加 RSS スピリットを内側から語る勢力と外側から語る勢力

<<   作成日時 : 2007/11/15 23:26   >>

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スピリチュアルという言葉が誰にも本質的に定義されないまま
暴走している現在ですが、ここですっきりさせておきたいと思います。


スピリチュアリズムを語るとき、何が一番重要なことかと言うと
近代合理精神発生以後の感覚で語っているのか
それとも、発生以前の感覚で語っているのかということです。


なぜなら、近代合理が発生する以前は
ほとんどがスピリチュアルであったからです。


唯一スピリチュアルでなかったのは
カトリックの教会権威です。


それはキリストの名の下に
ヨーロッパのあらゆる土着信仰を刈り取っていきました。
その土着信仰が私たち日本人と同じ自然崇拝であったことは
言うまでもありません。

その土着信仰をなんとかヨーロッパの人たちは
取り戻そうとしています。
それを失ってしまったからです。


西洋人で思想的な人間が、それらを失っていない日本に
格別のシンパシーを感じるのはこのためです。


昨今の日本若者文化の世界への伝播は
そういう伏線も持っています。
もちろんジャポニスムから始まる伝統文化の伝播も同じです。


そもそも英国スピリチュアリズムが発生したのは
ケルトへの憧憬からであって
結局、英国の神秘主義思想家たちは
ケルトの魂までには到達できなかったのです。
これがスピリットを外側から語る人たちの勢力です。
(ここを江原さんはスピリットの源だと考えているようですが
西洋人から見たらとんだ笑い話です。
日本人こそ失っていないのに、なぜ英国へわざわざ行くのか(笑))

この神秘主義を源にして
アメリカのニューエイジという新しい運動が始まるわけですが
この時はケルトではなくて、東洋に積極的に眼が向けられました。


スピリットを内側から語る真の日本人である鈴木大拙氏が
カリフォルニアに禅の真髄を移植して以来
それが西洋哲学と激しく絡みつき
彼らの東洋理解を深めたのは言うまでもありません。


ビートと呼ばれる彼らのリリックがいかに日本的であるか。

そして、それはユニバーサルなものでした。

それらがベトナム戦争をきっかけにアメリカ社会の中で
有機的に結びついていくのです。

それがニューエイジです。


そういう歴史を知らず
英国のスピリチュアリズムなどと時代遅れで
時代錯誤的な狂人の思想を持ち出してくるような江原さん。
彼自身は良いとしても(表現は自由ですから)
それをなんの批判もせずに
垂れ流すマスコミ、そして知識人たち
これらのセットはまさに考える力を完全に失った
思考停止集団としか言いようがない。


社会のことを考えるならば
中沢新一さん、宮台真司さん、あるいは鎌田東二さんあたりが
積極的に江原さん批判を行うべき立場にある人だろうと思う。


そうでなければ、日本では完全に知的マスターベーションが
絶対王政を敷いたということになるだろうと思う。


日本的霊性史の流れを読み解くならば
これほどまでに、社会が思考停止した時代もなかったろうと思う。

舛添要一の言葉を借りるならば
現代日本社会全てがまるで小人の戯言の連発のように
無意味で非本質的な言葉をこだまさせている。



スピリットを内側から語ることとはどういうことなのか?
もっと日本人は普通に自国の歴史を知っていかなくてはならないと思う。



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